ステージの高さを調整していきます。
付属のマグネットシートがホットエンドの熱で溶けちゃったので即強化ガラスに載せ替えました。
ホットエンドが熱いままシートこすると熱で溶けるので注意しましょう…
フィラメント入れる前にステージ調整した方がいいですよ…
ステージの高さ調整
まずは電源を入れて[Prepare]ー[Auto Home]で原点復帰します。
原点復帰が完了したら[Disable Steppers]でステッピングモーターの励磁状態を解除します。
ステージ下のノブを回してノズルより下にステージを移動させます。
Z軸を動かさないようにX軸(ホットエンド)とY軸(ステージ)を動かしてまずは左手前の角にノズルをもってきます。
ノブを緩めていきノズルとステージの隙間からギリギリ向こう側の光が見える高さに調整します。名刺とかスキマゲージ使う人が多いみたいですね。
残り3つの角も同じように高さを調整します。

フィラメント挿入
付属のPLAフィラメントを挿入していきます。
[Prepare]ー[Preheat PLA]ー[ Preheat PLA End]でホットエンドを加熱します。
エクストルーダーからフィラメントを送り込み、ノズルから溶けたフィラメントが出てくるのを確認します。
工場出荷時の動作確認用で使用したフィラメントが中に残っているので手で送って全部押し出すか [Prepare]ー[ Move Axis]の[Extruder]でちびちび押し出します。
スライサー(Cura)設定
スライサーはCuraを使用します。
下記からダウンロードしてインストールします。

[Add Printer]でExder-3を追加します。
[Add a non-networked printer]ー[Other]から[Creality Ender-3]を選択します。

Curaの表示を日本語化しておきます。
[Preferences」ー[Configure Cura…]で[General]の[Language]を日本語にします。
設定を閉じてCuraを一度終了してから立ち上げ直すと日本語表示になります。

フィラメントはとりあえず[Generic PLA]を選択しておけばいけそうです。
プリント設定も[ Draft]で十分です。
キャリブレーションモデルを印刷して調整
ステージの高さ調整のキャリブレーションモデルは下記のものを使用しました。

STLファイルを読み込んでスライスすると下記のようなプレビューが得られます。
GコードをSDカードに保存してEnder-3 Proに挿します。
付属のマグネットシートを使用する場合は不要ですが強化ガラスを使用する場合はスティックのりやヘアスプレーをステージに塗って密着性を上げておきます。


私はケープを使用しています。全体にスティックのりを塗るのは大変なので…
[Change SD-Card]を実行してから[Print from SD]から保存したデータを選択します。
印刷が開始されるので外周がステージに張り付きつつ同じぐらいの厚さになるようにノブを締めたり緩めたりして調整します。
間に合わなければ[Stop Print]で印刷を停止してそれまでの印刷物を剥がして再度データ選択して印刷を開始します。
剥がすのはテープはがしカッターを使ってます。
いい感じに外周が印刷できるようになったら最後まで印刷します。

まだ剥がれ(隙間が多い)があったり潰れ(隙間が少ない)てますね。
左の真ん中がいい感じなので全部これぐらいになるようにノブを調整して合わせていきます。

ケープ吹き忘れてて中央が若干剥がれ気味だけどいい感じになりました。
高さ調整はこれでOKです。
コメント